中学生のわたし


こんばんは、茜です


今日は、中学生のわたし について書きます



小学生時代、周りの女の子の某J事務所の話についていくことに必死だった私ですが




中学二年生の時、女性の先生を好きになりました




正直今でもあの時の"好き"が

憧れや尊敬なのか、恋心なのか

いまいち分からないままです




ただ、他の子より親密に接する機会が多いこと

他の子より頼りにされていると感じること


通学路で私を見つけてクラクションを鳴らしたり

遠くから手を振ってくれたりすることが嬉しくて



もう、それはそれは大好きが溢れてました






当時、住んでいた地域が台風で停電し

二日間ほど断水したり停電繰り返したり

あまり経験のない災害が起きた時

真っ先に、彼女のことを心配した私がいて




『あぁ、好きなんだなぁ』



って、これが 好き ってやつだなぁ って

ふと思ったんです



たぶんこれが 自覚のある 初恋です



いまいち分からない"好き"なんですけどね




自分が誰かの安否を心配する日がくるなんて

誰かから向けられる笑顔や好意に

ときめく日がくるなんて思いもしなかった





でも それは 「異性」ではなくて

「同性」だったから 






習ったことと違う


教わったことと違う


先生たちが言っていた通りじゃない






第二次性徴を迎えているはずの私が

興味関心を抱いたのは「同性」





おかしいんだ



ダメなんだ



男の子を好きにならなければ




毎日そんなこと考えていた気がします




男の子を好きになる ということが

全然分からなかったから


彼氏がいる子と一緒に遊んでみたり

男の子とカラオケ言ってみたり


楽しかったけど、楽しかっただけ





どうして「異性」に興味関心を向けられないのか


そもそも「異性」「同性」とはなんなのか



図書館に行っても どの棚を調べればいいのか分からなかったし、携帯もないし、パソコンも持ってない


学校で調べたら履歴が残るかもしれない




学校で教えてもらったことと違うんだから

先生たちに相談したら おかしい って言われるかも





誰も分かってくれない この気持ちに

誰か名前をつけてほしい





憧れ ということにしよう

尊敬 ということにしよう



中学三年生 卒業 の時 そう思うように

心に言い聞かせました






次回→→「高校生のわたし」






この時好きだった先生からいただいたハンカチ

詩の書かれたポストカード

卒業式の時に一緒に撮った写真



全部全部今でも宝物です