看護とLGBTs
こんにちは 茜です
私は普段、看護師として働いてます
気がつけば看護師八年目になってました
今の病院に就職して六年目の私ですが
2017年から看護研究を担当しました
(だいたいどこの病院でも三年目くらいから
看護研究をすると思います)
最終的に「行動変容」のキーワードで
今月、学術集会で研究発表してきます
2017年、研究を始めたとき
絞り込み用紙を作成するにあたって
研究担当の先生と どんな研究がしたいか
話し合いをしたときのことです
私のなかで テーマ として考えてきたのが
・行動変容
・LGBTs
の二つでした
看護とLGBTsの何の研究をしたかったのか
未だに、具体的な内容は浮かばないのですが
看護師をしていて、医療の現場でLGBTsに対する研修や学習の場がなく、知識のある人々も滅多にいないなぁと思っています
だからこそ、現場の看護師がLGBTs(というか、SOGIについて)どう考えているのか知りたいなと思ってあげたテーマでしたが
研究担当の先生には、難しいと思うとのことで、却下され結局行動変容で研究を進めました。(私もそれで良かったと思ってます)
研究も終わり、あとは来月の発表のみ
ほかの病棟の研究発表を聞くために
いろんな学会に顔を出しますが
抄録を読む度に
現場でLGBTsを考える人々はいないんだな
と思わされます
ストレスマネジメント は よくあるのに
教育の現場は、もっと研究が進んでいて
論文があるイメージなのですが
実際、大学院などで看護とLGBTsの研究を
している人ってどれほどいるのでしょうか
実際、現場で看護研究として扱っているケースってどれくらいあるのでしょうか
そういえば、研究の絞り込みで
LGBTsの話題を出したせいか…
髪を切れば
「男になりたいの?あ、あんたは女が好きだったね」
恋愛の話が出れば
「あんたはそっち系だったね」
などという扱いを受けてます(笑)
田舎だし、男尊女卑な考えが蔓延ってるし
50代以上の方々の意識を変えることは
もう諦めているので、全部流しますけど
カムアウトしてない人もいるのに
それをアウティングって言うんだよ〜
って気持ちで
ちょっと時々悲しくなりながら
もっと全体の意識が変わるために
私には何が出来るんだろうって
考える毎日です
医師会や看護協会がもっと
動いてくれないかな〜