クエスチョニング を 考える
よく講演や研修で話す時に考えるのは
【このセクシャリティをどう説明しよう】です
もちろん40分くらいの研修になると省きます
私のセクシャリティなんかより伝えたいことや話しておきたいことはたくさんあるので省きます
それ以上の時はだいたい私の話も交えながら
LGBT について話していきます
私は、女性で女性が好きです
男性を恋愛的に好きだと思ったこともあります
男性と交際したこともあります
同じように女性ともあります
現時点で、男性に対して恋愛対象として好意を抱くことはないと思います
*男性を好きになったこともある、男性と交際したこともあるのにレズビアンなんて名乗れない
*男性、女性 両性が恋愛対象かと言われると、現時点でそうとは言えず、男性"性"への嫌悪感は増していく一方なので バイセクシャルなんて名乗れない
と言った理由が挙げられます
それぞれのセクシャリティを確立されている方々に失礼なのではないかと 思ってしまいます
(この発言自体が既に失礼な気がしてならない)
そして一番大きな理由は
*カテゴライズされたくない
世の中 様々なことでカテゴライズされます
性別も年齢も職業も
所属欲求が低いのか、カテゴライズされると息苦しく感じることも多々あり、当てはめないでほしいなぁ、当てはめたくないなぁと考えることもしばしば
そんな時に「分からない、迷っている、定めたくない、定めない クエスチョニング」に出会いました
『クエスチョニングっていうカテゴリーに当てはめてるじゃん!』
そうなんです。クエスチョニングっていうカテゴリーに当てはめたんです。その通りなんです。ぐうの音も出ないです
ただ他のカテゴリーと違って
クエスチョニングは「定めなくていい」と定めないことを肯定してくれました
分からなくていいんだと
分からないままでいいんだと
決めたくないなら決めなくていいと
選択しない という 選択を許してくれました
これから先もクエスチョニングなのか
何かしっくりくる言葉に出会うのか
全然未来は見えてこないけれども
クエスチョニング に 救われている私です
いろいろな言葉に出会うたびに
パズルのピース当てはめてるけど
なかなか合うものはありませんね~
あくまでも 茜 個人の これまでと現在の考えです。いろいろ意見はあると思いますが、クエスチョニング自認の方々がすべてこうである!というわけではありません
その点ご理解ください