当事者の友達との出会い②


某48Gのアイドルヲタクをしていた私ですが


この期間に、初めて当事者の人達と
知り合い仲良くなります


Xジェンダーさんがいたり
レズビアンさんがいたり
トランスジェンダーさんもいたり


これまで当事者なんて周りにいないと思い
ネットや文献の文字だけで理解をすすめていた私ですが、彼らを目の当たりにして彼らから話を聞き、混乱します(笑)



Xジェンダーって結局なに??え??


ボイ?フェム?え?




でもね、知らない世界が目の前に拡がって
どんどん色づいていく瞬間のワクワク感


もうね新しい世界に触れた感覚


Lv.UP した感じ、強くなったように思えた


いろんな人と話すなかで
多数の人がいう言葉が
「よく分からないんだけど」

前置きでよくみんなこの言葉を使ってました


24歳の私が出会った人々は
同じく20代前後の子たちばかり



分からないなかで、分からないなりに
居場所を見つけようとみんな模索してるんだなぁと思えば思うほどに、不明瞭な視界不良な世界なのかもしれないと思いました






私自身は、クィア研究をしている友人から
セクシャリティジェンダーについておすすめの本を紹介してもらったり
LGBT」では表せないセクシャリティジェンダーの存在を教えてもらったりしながら
もう一度、自分自身について考えてみました





セクシャルフルイディティとか
今まで一度も出会わなかった言葉があったり

とりあえず初めましての言葉に
一度自分を当てはめてみたり
(パズルのピースを合わせるみたいに嵌め込んでみるけどだいたい、当てはまらないことが多い。形は似てるけど嵌ったように見えるけど違うらしい…ってことも何度もある)



セクシャルフルイディティって言葉に出会った2016年は、すごくびっくりしましたね。

セクシャリティってフルイドしていいの?」って


他にも「セックス嫌悪だけど恋愛Okな概念があっていいの?」って思ったり



でもその場合の恋愛の定義ってなに? とか闇に堕ちたり




思考と感情が忙しかった気がする




そんな忙しさのなかで

LGBT Q」と表す場合もあることを知り
「Q」即ちクエスチョニング
ジェンダーセクシャリティを探している、迷っている、『定めない』人たち



定めない?!


そっか、選択しないという選択があってもいいのか!あえてカテゴライズする必要もないのか!


そう思えた時、すごく心が楽になりました



どこか枠組みに当てはまらなきゃいけないと思ってたから、何かを選択しなければならないと思ってたから

カテゴライズされない自分に対する不安も不満もあったし、カテゴライズしてくれない社会への不満もあったし



定めない という選択がありなら

定まるのがいつか分からないけど
定めたくなるまで
とりあえずクエスチョニング






これが当事者の友達

そして

エスチョニングとの出会いです